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【弔電の送り方】孫が差出人のときの例文と注意点を解説!

【弔電の送り方】孫が差出人のときの例文と気を付けたいポイントを解説! 暮らし

祖父母がなくなったけど、通夜や葬儀に出席できない。そんな時に活用したいのが弔電です。

わたしは祖父母が亡くなった際、まだ子どもが赤ちゃんだったこと、住んでいる地域が遠方で移動の負担が大きいことから、葬儀には出席せず、代わりに弔電を送りました。

こちらの記事では、祖父母への弔電の書き方や例文、送る際に注意したいポイントについて、わたしの実体験をもとに解説します。

【孫から送る弔電】書き方のポイント

祖父母が亡くなったとき、定型文の弔電を送るのは寂しいもの。生前の思い出や故人への気持ちを書きたいという方も多いでしょう。

以下では、孫が差出人の場合の弔電の文例や、書くときに気を付けたいポイントについて解説します。

実際に送った弔電メッセージ

まず、実際にわたしが祖父母の葬儀の際に送った弔電の内容を紹介します。

おじいちゃんへ

いつも穏やかで優しいおじいちゃんが、わたしは大好きでした。「娘が生まれたら抱っこしてあげてね」と約束したのを守ってくれてありがとう。ずっと待ってくれていたこと、とても感謝しています。どうかゆっくり休んでね。

わたしの妊娠中に祖父がガンであることがわかり、長くないことが医師から告げられていました。

出産まで生きていられるか?遠方に住んでいるけど、ひ孫の顔を見せられるか?という状況でしたが、入院前に交わした「赤ちゃんが生まれたら、抱っこしてあげてね」という約束を祖父は守り、その数か月後に天国へ。その時の感謝の気持ちをつづりました。

おばあちゃんへ

元気でハツラツとしたおばあちゃんにもう会えないなんて、まだ信じられません。いつもわたしのことを気にかけ、応援してくれてありがとう。これからは、天国から見守っていてください。

祖母はいつも元気で口が達者、そして心配性な人で、口うるさく小言を言いながらも家族のことを気にかけている人でした。

病気と加齢で体力が低下し、病院に入院して「あと1週間ほどかもしれません」と言われていたところから回復。

数カ月が経ち「まだ長生きするのでは?」思っていた矢先のことだったため、訃報を聞いた時の驚きや、これまでの感謝の気持ちを込めたメッセージを書きました。

ポイント1. 手紙のような内容でOK

紹介した弔電はどちらも手紙のような内容ですが、喪主である両親に確認、承諾してもらったうえで送っています。

弔電では「ご祖父様」「おばあ様」と敬称を使うことが一般的とされていますが、おじいちゃん、おばあちゃんにはいつもの呼び方で気持ちを伝えたいところ。

とくに家族葬のような、身内のみで執り行う葬儀なら、形式を気にしすぎる必要はありません。

ポイント2. 忌み言葉は避ける

弔電を送る際、使ってはいけない「忌み言葉」があります。

手紙を送る気持ちで弔電を書いても大丈夫とはいえ、不吉なイメージを持つ言葉は使用を避けましょう。

繰り返しを意味する言葉も、不幸が続くことを連想させるため、使いません。

忌み言葉の例

  • 4や9などの死や苦しみを連想させる数字
  • いろいろ、さまざま、などの重ね言葉
  • また、再び、など繰り返しを意味する言葉

【疑問を解決】弔電Q&A

弔電を送るときは、内容だけでなく差出人の書き方やどこに送るか、など疑問に思うことがあるでしょう。

以下では、状況別の差出人の書き方や弔電の送り先、台紙の選び方について解説します。

差出人の名前はどう書く?

差出人の一般的な書き方は以下の通りです。

差出人である孫が結婚している場合:夫の名前、または夫婦連名で書く

孫が数人で1つの弔電を出す場合:連名、または「孫一同」と書く

一般的に、夫婦の場合は夫の名前のみ、または夫婦の連名で書くとされています。

ただし、わたしは夫との連名にはせず、わたしの名前のみを差出人に書きました。

弔電の内容が祖父母への想いをつづったものだったので、自分だけの名前を記載する方が自然だと感じたためです。

弔電はいつまでに、どこに送ればいい?

弔電は、できれば通夜がはじまるまでに、葬儀会場へ送ります。

弔電は葬儀中に読まれることが多いものの、通夜で読む場合もあります。

また、弔電を読む順番を考える必要があるため、葬儀の当日ではなく通夜に送り、落ち着いて準備ができるよう喪主に配慮することも必要です。

送り先は葬儀会場になるため、会場となる施設の名称や住所、電話番号を記載する際は間違えないよう注意してください。

通夜や葬儀の準備は装束、祭壇、供物など決めることが多く、喪主は非常に忙しくしています。

親戚の通夜に出席した際、通夜が終わったあとの深夜に、喪主のご夫婦が和室の隅で香典や弔電の整理をしている姿を見かけたことがあります。訃報の知らせが届いたら、早めに弔電を手配するのがおすすめです。

宛名や受取人は誰の名前を書く?

弔電の宛名や受取人の欄には、喪主の氏名を書きます。

住所や電話番号は葬儀会場のものを書きますが、宛名は喪主です。

両親が喪主であれば名前を間違えることはありませんが、叔父や叔母の場合は名前は知っているけれど漢字がわからない、ということもあるでしょう。

名前を間違えて書いてしまわないよう、年賀状を見たり親族に確認したりしてから宛名を記載しましょう。

弔電の台紙はどれを選べばいいの?

弔電の種類は、両親や同じ立場の孫と相談して決めるのがおすすめです。

弔電には線香皿やプリザーブドフラワー、フォトフレームなどがセットになったものもあります。

通夜や葬儀に出られないなら、弔電だけでなく何か物も送りたい、と思うかもしれませんが、手配する前に両親に確認しましょう。

孫であれば供花や灯篭などを贈ることが多いため「あなたの名前で供花を手配したから、弔電だけでいいよ」と言われる可能性もあります。

また弔電の台紙にはグレードがあり、こちらも事前に確認するのがおすすめです。

シンプルな紙の台紙から刺繍が施されたものまで、価格は1,000~5,000円程度と幅があります。

自分のほかにも弔電を打つ孫がいる場合は、どのグレードの台紙を使うか相談して合わせると、差がついてしまうことを防げます。

まとめ

祖父母への弔電は、形式にこだわり過ぎず、気持ちを込めて書くと良いでしょう。

忌み言葉や重ね言葉などに注意すれば、ある程度自由に書いて問題ありません。

おじいちゃんおばあちゃんへの最後の手紙は、自分の言葉でつづりたいですね。

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